わたしも(いっしょにしちゃいけませんね、ぎむさま)英語はあれなので、サマリーはほかの方におゆずりするとして、トムにつけられたあだ名を考えてみました。
ホビット・・・トム・ボンバディル
トムはポピュラーな男性名。親指トム。トムキャット。聖書のトマスはイエスの復活を信じずに聖痕を検めた人でしたっけ。日本語で言えば「太郎」とか「ひろし」とかいうような?ボンバディルは、バックの里の住人の言い回しらしいですが、どんな意味があるのでしょうか。音の調子としては、太鼓を打ち鳴らすような、飛び跳ねているような感じです。
エルフ・・・ヤールワイン・ベン=アダール
「もっとも年を経た」「父なき者」という意味。エルフに「年を経た」といわれたら、それはもう古いのでしょうね。
真実の名前を持たず、自分を含めたあらゆる物を絶対的に見ている存在。「もっとも年を経た」者。何だか超越者のようですが、指輪物語のトムは、背は4フィート、青い目、赤い顔、茶色のひげ。青い羽が1本ついた帽子と黄色い長靴で、陽気に歌を歌います。
トムが何者であれ、ホビット庄の近くに住み、時にマゴットさんとビールを飲んだりするのが気に入っていた。そう、トム・ボンバディルと呼ばれるのが好きだったのではと思います。