投稿時間：2002年5月26日(日) 02時38分11秒
投稿者名：ケイ
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タイトル：一気にいってみました

一気に翻訳文を載せてみるというのは、ちょっと大胆すぎるでしょうか。どうぞ、いろいろ突っ込んでください。
また勇み足かもしれないとは思うのですが。

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私としましては、トムは別に哲学的考察を必要としているとも、哲学的考察によってトムの価値が高められるとも考えておりません。ところが、多くの人たちはトムのことを何かそぐわない、物語全体の調和を乱す要素として捉えています。実際のところ、私がなぜトムを登場させたかと申しますと、私がすでにトムを指輪物語とは関係なく（トムの初出は『オックスフォード・マガジン』でした）「つくり出して」いたからです。そして、旅の途上に「ちょっとした冒険」が欲しいと思ったからであります。しかしながら、私があのような形でトムを登場させたのは、彼が何らかのものを体現しているからであって、そうでなければ登場させることはありませんでした。

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「ちょっとした冒険」というところ、それからとくに最後のところなど、構文に対して、ちょっと意訳のしすぎかなとも思いますが、いかがでしょうか。

角笛さんが迷っていらっしゃるcertain thingsを「何らかのもの」と訳してみましたが、Ｐ３でこのcertain thingsの説明があるわけですから、かえって単純に「あるもの」としたほうがいいような気もします。
on the wayは私も角笛さんと同じく、Evnestarさんの説にしたがって、「旅の途上」としてみました。
前後しますが、improveは、to make quality or condition ob sth betterということで、ちょっと意訳しすぎのような気もしますが、「価値を高める」としてしまいました。
odd という単語もつっこみどころだと思います。私は「何かそぐわない」としてみました。
in historical fact は「歴史的事実→厳然たる事実→実際のところ」と、これまた物議を醸しそうな訳にしてしまいました。in historical factがどこに掛かるかと考えてみると、ちょっと文法的に無理があるかと思います、実際のところ。
以上でございます。