先の書き込みで横に置いておいたin his natural little realmのnaturalについて。
トムは主人であるが、所有もせず、支配もしない、the othersに影響を及ぼさない、すなわち独立した存在、他との関わりを持たない存在です。ここのnaturalというのは、それ自体として存在しているもの、すなわち、新約聖書の中で野の花について述べられいてるところ、「野の花は紡ぐことも、蒔くこと（？）もしないが、神が云々」（だったか何だか…。今リファレンスの時間がなくて、全然よくわからない引用で、情けない…）、つまりそれ自体として、他の存在に積極的に働きかけることなく、それ自体としてある存在の世界、自然の世界ということでしょうか。
まだ太陽も月もない、星空の下、エルフもドワーフも人間も生まれていないころ、independetな、それ自体として存在している自然の中にトムはすでに存在していたわけです。そこにエルフ、ドワーフ、人間、その他のものを言う種族、他に働きかけ、improveしていく種族が生まれてきたとき、トムが存在できる全くの自然の領域、彼が自己の存在と矛盾なく存立できると感じられる世界はどんどん狭まってきたのではないでしょうか。
以上、ちょっと今朝思いついたこと、まだ全然まとまった考えになっていない意見ですが…。
皆様、どうお考えでしょうか。