共訳フェロウシップ 初期写本


研究室@袋小路屋敷の庭


投稿時間:2002年5月17日(金) 00時02分53秒
投稿者名:紅崙公主
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タイトル:主人という存在

うまく議論の流れに乗れなくて申し訳ありませんが…、
支配欲、所有欲がないということと、支配している、所有しているということは別の事実ですよね。
つながりがまったくないわけではありませんが。
最初から何かを得ているものは、支配の力が及ぶ限り、
その物が自分の支配にあるということにあたりまえ…というか何も感じないということがあるのではないでしょうか?ですから、ただ「主人」というだけでも良いのではないかという気もします。

ただ、ここで具体的に被支配者を挙げるというのはどうも難しいです。
最初原作を読んだときから、
彼(トム)は“完全”な存在なのだろうという感想を持っています。
これ事態も抽象的な表現なので、
結局私はトムが何者なのかつかみきれていないような気がしますが…。
彼は自分に対しても支配者であるというよりは、
自分を律する必要がない
=支配欲、所有欲がない
=その結果指輪の力が及ばない(そのような次元ではない)
ということも考えられないでしょうか?


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