こんばんは。大変遅くなりすみませんでした。
今週は仕事がひどくて、水曜夜にはなんとか・・と思ったのですが、一言挨拶するのがやっとでした。
今日（昨日）は一応目途もつき、１０時すぎに帰宅し、職場でプリントアウトした英文を初めて読みながら晩ご飯を食べ始めたのですが、「これはあかん・・・」と参加希望者に手を挙げたことを後悔しました。いっそ、このまま研究室の大家さんに徹そうか・・とも思いましたが、「翻訳ソフト使ったら？」などとパートナーがちゃかすもので意地になり、３時間かかってざっと目を通しました。

さて、話題となっているmaster in a peculiar wayですが、皆さんの解釈どおり「誰にも支配されないし、何も支配しない、風変わりな主人」でいいと思います。
「旅の仲間」でもトムが「誰にもつかまらない」という表現が何度も出てきます。北国のあきさんが指摘していらっしゃったゴールドベリの
「だれ一人トムをとらえたことはないのです。トムは何も怖くないのです。トム・ボンバディルは主人です」
の言葉や、塚山でのトムの歌声の
「これまでだれにも、つかまったことなし。そうとも、トムは、主人なのさ。」
にあらわれているように、彼は「この世界の支配被支配のルールとは無関係の存在」のように思われます。

実際、「何かを支配することは同時にそのものに支配されることでもある」と思うのです。（指輪を支配しようとするものは指輪に支配される。見方を変えればサウロンすらも実は指輪に支配されていたともいえるかもしれない。・・・あ、これは別件でしたね。今回の主役はトムでした。）
ですから、何も支配しないトムは、自分の主人でいられるのじゃないかなあ・・とも思うのですが。

彼の（あるがままの自然の）小さな国（トムの国は、ここでおしまい。トムは、国境を越えていかない）の中でトムに関わりのあること（such things as concern him)には「通じてはいる・扱いは心得ている（merely knows and understands）」が、めったに判断（というより裁くことかな）すらしないし、「柳」さえ「改良（？）したり動かしたり（reform remove）」しようとはしない・・・サルマンとは全く逆ですね。

なんだか、ずれたこと書いてる気がしてきました。とにかくＵＰしないといけませんからこの辺で提出します。（期限に遅れてレポートを出す生徒の気分です）ごめんなさい・・・・