なんだか頭がごちゃごちゃしてきたので、わたしが理解している流れを書きます。

１．１５３番の書簡より、所有欲も支配欲もない「主人」とはいかなるものか。トムの支配する、または支配される対象が、あるとすれば何か、など命題がEvenstarさんより提起。
２．ほとんどの方が、「トムは自分自身の主人」なのであろうとの意見。
３．「トムには名前が無い」ということが、支配者または被支配者ではないことをあらわしているのでは、とのであごるさんの意見。さらにトムは他者をもその存在自体を見ているので、他者の名前も意識していないのでは、との指摘も。
４．１５３番の書簡の前半部分のＵＰ。編者の注釈に、であごるさんと同じ部分の引用あり。おお！？と思う。
唐鳥より、ファンタジーによく使われる「名前」と「支配」の概念では、名前が無い、ということはおかしいのだが、との意見。
５．いろいろ考えて、であごるさんの説とよくファンタジーに使われる「名前」と支「支配」の概念は違う話ではないかと思われる。
６．Evenstarさんの１５３番の書簡前半のサマリーＵＰ

トムが主人だ、と書いたところでイコール神だ、というのは偏狭すぎる。言えるのはトムが最古の者だということだ。トムに名前が無いことは、創造主との共通点を思い起こさせるが、・・・・この後が唐鳥にはまだ理解できませんが、最後の教授による注に、どうやら「最古の者には名前無いよね、だって一人しかいなければ名前いらないもん」みたいなことが書いてあるような。

教授も名前が無いことと支配・被支配の関連については述べておられない様子。なので、トムに名前が無いことが、支配者や被支配者ではないことを表しているのでは、という説は、まだわたしの中では保留です。

流れの中で、付け足しや違うところがあったらフォローお願いします。ぎむさんの意見は、自信がなかったのでわざと書きませんでした。