いよいよ形になってきましたね。
2点ほど、疑問があるのですが、1つはsuch things as concern himの訳です（私、よっぽどここと相性が悪いのかも）。このconcernですが、2通りの解釈が今までに出ています。多いのは「トムが関心のあること」というニュアンスですが、私を含め、数名が「トムにかかわってくること」です。つまり、トムがconcernの主語なのか、目的語なのかということですが・・・動詞の原形ですので、主語は複数名詞（＝things)だと思うのです。とすると、「トムが主体的に関心を持っている」というニュアンスの訳は避けた方が良いのではないでしょうか？
もうひとつがas far as can be seenですが、これはやはり、主語を感じさせない「知られている限りでは」のような訳が良いと思います。この構文は受身なので（ですよね？）、隠された主語はトム（についての記述）では？教授は、時に、自分の書いたものを「もとからそこにあったテクスト」のように扱いますよね？　自分の創作というより。だから相互に矛盾があったりすると、その矛盾を前提として「どうしてそのような矛盾がこのテクストにあるのか」を考察しはじめたりするのですが。いわば、そのような、テクストの現代語訳者の視点から、「現在伝えられているテクストの範囲では」のような感じでの発言ではないでしょうか？
･･･また、そもそも文法レベルでの混乱だったらどうしよう･･･聞くは一時の恥だから、えぇい！投稿